悲しい職業病
鬱陶しい梅雨の季節を迎えました。
でも梅雨の晴れ間に蝉の声が聞こえたりと、もうすぐ夏も近いような気がします。
そんな毎日・・・旅館の中で過ごす時間の長い若女将たち。
たまにお出かけしたときなどに思わず出てしまう言動などをチェックしてみました。
エレベーターにて
お買い物に出かけた某デパートのエレベーターでのことです。
ドアが開いて乗ってきた方に、エレベーターガールよろしく
「ご利用階数は何階でございますか?」と言ってしまい・・・ハァ?。
エレベーターの中でもなぜか開閉ボタンに指をのせたまま、ドアに挟まれそうになる方が
いようものなら絶妙な指さばきでボタンを操作。「大丈夫でございましたか?」
降りる際には「お先に失礼します。」だけならまだしも、おじぎをしながらドアが閉まるのを
待っている自分がそこにいます。
これって全て旅館でのエレベーターの乗降マニュアルでしょうか?
お休みの電話
ある日子供が風邪でダウン。
「あっ、学校にお休みの電話しなくちゃ・・・」まではいいのですが、
「6年○組の○○の母です。今日は熱があるのでお休みさせてください。・・・それでは失礼
します。ありがとうございました。ごゆっくりどうぞ・・・」
そこまで一気に言ってしまう悲しさ。お部屋に挨拶に行ってるわけじゃないのに・・・。
ハァ〜電話の向こうの先生悩んでるだろうなぁ。
絶対ダメなものはダメ!
ご到着やお帰りの際、お客様のお荷物をお持ちするのは当然のことですね。
「お持ちします。」とお預かりさせていただいた瞬間、とてつもなく重かったりしたときなどお部屋
まで笑顔で運びきるのは至難の業。
誰か気がついて〜。
なのにこの間のお客様のバックは重いんじゃなくて・・・私も大好きな高級バック・・のはずでした。
高級バックと言えば、ワニ皮、シカ皮、オーストリッチ・・・忘れちゃいけないヘビ皮でしょうか?
しか〜し、わ・た・しは皮になってもヘビが死ぬほど大嫌い!
持ってしまってから気がついてももう遅い。冷や汗タラタラ、心臓バクバク。
猛ダッシュでロビーを突っ切り、玄関にいた女将さんに「ハイ!お母さん!」とパス!
カバンをぱすぅ?
チェックアウトのお客様が後ろを着いてこられたかどうかは記憶にございません。。。