2001年回想録



   2002年 新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
   近頃は「あけおめ、ことよろ」って言うんですよね。
   若女将はちょっとついていけないかも・・・
   昨年中もいろいろドタバタがありました。面白い話があったのでご紹介します。
   新春初笑い?になるかな?



ゴミって言ったじゃない・・・K若女将より

 バスやお車が玄関に到着。
 中には手にナイロン袋を持って降りてこられる方が結構いらっしゃいます。
 またお帰りの時も然り。
 世間では分別収集が定着。芦原町も割と早い時期から徹底しています。
 取りあえずお客様から受け取ったゴミは外側からモミモミ。
 缶やビンの感触がなければ燃えるゴミの袋にポイッ!とさせていただいてます。

 ある日お客様から電話が・・・
 「実は折り畳み式のメガネを忘れました。
帰りにゴミだから捨ててくださいと言ったナイロン袋に入っていると思うんですけど、
大事なものだから探してください。」
と連絡先の電話番号をおっしゃってブチッ!切ってしまわれました。
 しばし呆然・・・捨てて下さいと言われてから半日以上経ってからの夕方。
幸い旅館中のゴミは一まとめにはなっているけど・・・
 「誰が探すの〜???エッ?わたし〜?どれだけあると思うの〜ゴミ袋〜。」

 と言いながらも仕事が終わってからゴミ集積場所へ・・・
 2名ほど手伝ってくれましたが、夏場なので匂う、匂う。
 「うっ!」「ゲッ!」と言いながらゴミ袋に手を入れては違うゴミ袋に移していったのです。
 こんな光景、ドラマで見たことあるなぁ・・・。
 あんなのテレビん中だけのはずじゃない?・・・とぶつぶつ。
 西の空にはバーン、ドドーン、パラパラ・・・。今日は8月11日、北陸最大三国花火の日。
 「私一体何しているんだろ・・・空しいよ〜」
 メガネ?なかったわよ〜勘違いなんて許さないんだから・・・



新種コンパニオンへの傾向と対策?   またもK若女将

 ご宴席に、特に男性のご宴席に欠かせないもの、芸者さんやコンパニオンさんですよね。
 ある男性ばかり20名様の団体様での出来事。

 宴会スタートから30分遅れでお客様持ち込みのコンパニオンが入る旨連絡あり。
 それまでにご挨拶を済ませようとは思ったのですが、少々遅れてしまいました。
 ここはニッコリ「ありがとうございます。常連の方もいらっしゃるし一回り・・・」と申し上げると、
返ってきた言葉は「とっとと帰れー」でした。
 ガーン!!??
 気持ちを立て直してお世話になっている方にご挨拶してましたら、コンパニオン登場。
 チラッと見てまた話し込んでましたら、私の目の前を何かが通過していきました・・・???
 見直してみたらそれはブルーのブ○ジャー・・・エッ?ブ○ジャー?
 コンパニオンさん洋服着てるのに何で???
 思わずビックリしてビール蹴飛ばしちゃいました。
 振り返るとさっき入ったときとは違いすぎる雰囲気・・・うーん納得。

 去年あたりから噂に聞く新種のコンパニオンだったのです。
 今は慣れちゃいましたけど。
 私ですか?一目散に逃げ帰りました。あはは・・・

 そう言えば、お客様が持ち込まれるコンパニオンさんは気を付けないとふすま開けてビックリ
なんてこと結構あるんですよ。
 (私が見たことあるのは、ミニスカートの看護婦さんと婦人警官・・・ふぅ・・・



この際ついでにバラしちゃう×××   これでもかK若女将

 毎日旅館にいると、点検がてら館内中をウロウロ。
 そこら辺が良くないのかと思うのですが・・・
 男性浴場の脱衣場から内線電話。
 「カミソリがないよ。ひとつ持ってきてくれ。」「はい、ただ今!」
 何も考えずに男性脱衣場まで走って持っていってしまった私でした。
 スリッパは一足だけ。よし!
 暖簾を勢いよくパッと開けた瞬間、目に飛び込んできたものは、真っ裸の仁王立ちの男性!
 お客様はにこやかに「ありがとう」、私は「・・・(絶句!)失礼しました!!」(何で裸なのよ〜)
 フロントに戻ってから、やっぱり男の人に頼むんだった、しまった・・・などと悔やんで、
 「アレッ?私のこと女に見えなかったのかも・・・ショック!」と考えたりして思いきり凹んでしまい
ました。
 「喜んでるんじゃないの〜」等とみんなに言われる始末・・・。
 (あんな時後から思い出そうとしても・・・いえ何でもありません。)

 教訓!意識改革。男性浴場と男性トイレは若女将立ち入るべからず。