その依頼は福井県より2月12日(月)頃であったと思います。
知事に同行する形で、能登半島地震に対する支援要請というよりは福井県やあわら温泉のPRの中心にした
前向きな内容、女将の会だけではなく次世代と共に頑張る姿を示す表敬訪問としたいとのこと。
山口由紀女将を団長に女将若女将4名(美松 べにや 灰屋 まつや千千)と青年部から白和荘の立尾友律恵
さんを選抜しました。
当日は10時頃に芦原温泉駅を出発、お弁当を積み込んで車中にて腹ごしらえ、14時前に東京に到着
15時より1時間、食の國291において北陸3県の日本酒の振る舞いをさせていただきました。
途中より知事も参加して「いらっしゃいませ!」と笑顔で「女将」を振舞ってくださいました。
私たちも石川県の物産を含めて販売促進をしてまいりました。
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その後、福井県東京事務所まで移動。
16時50分に官邸に入り、岸田首相には17:20分から15分間の面会となりました。
官邸への贈呈品は越前ガニや北陸3県の地酒が並びます。
福井県選出の国会議員の先生方も同席されます。
折しもパーティ券の扱いで難しい状況下、岸田首相は激務の中での面会です。
知事からは、元旦に起こった能登半島地震における福井県の支援状況が説明され、国が被害に対して設置した
制度「なりわい再建補助金」の活用をさせていただくとお話させていただきました。
また3月16日より被害のあった4県揃って「北陸応援割」がスタート
官邸に入る前に福井県のアンテナショップ「食の國291」において「がんばろう北陸」として福井が石川・富山を
売るということをしてきた。
首相に北陸新幹線で福井に来ていただきたい、そして新幹線を大阪に繋いでいただきたいと申し添えられました。
続いて女将の会山口会長が、能登半島地震でも大変な被害を被ったが、一軒も休業することなく営業している。
金沢開業から和倉温泉女将の会と共に北陸のPRを行い、今度は福井の番と言われていた。
和倉の分も頑張りたい。
国からの支援のお礼、笑顔で元気をお客様に届けて北陸新幹線でお越しになるお客様をお迎えしたいと申し上げ
ました。
そして「女将」をお渡しさせていただきました。
岸田首相からは、ちょうど2回目の被災地視察を終えたばかりで、復興の厳しさを感じている。
新幹線は地元への可能性をもたらすもの、未来に向けての希望の存在である。
全線開通に向けて地元の期待が大きいと思う、努力し、環境整備と応援をしていきたいと言っていただきました。
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美松女将は平成28年の安倍首相にも面会しています。
記者さんの数が前回の2倍もいたとのこと・・
入室する大臣に次々と質問をし写真を撮る・・首相がとても貴重な時間を割いてくださったんだと痛感しました。
同席した女将たちの感想は・・
移動する車の中でいろんなこと言おうと思ったけれど、北陸割ありがとうございますとしか言えなかった。
実は応援割・・福井県に割り当てられた予算が極端に少なく、3月8日受付開始日には多くのお客様にお叱りを
いただきました。
そういったことが予測されたわけですが、岸田首相にお目にかかれただけで頑張ろうという気持ちに変化して
しまったのです。
16日のスタート日からは感謝の気持ちで全力で頑張ろうと・・
それよりも、由紀会長のご挨拶が素晴らしかった・・さぞかし昨夜は寝れなかったに違いありません。
続々とSNSや夕方のニュースで報道され、夜7時には官邸のHPにアップされました。
凄い反響です。
官邸を後にし、夕方の新幹線で帰路につきます。
友律恵さんのエスコートのお陰で1本早い新幹線に乗れました。
食の國291では福井県商業市場開拓課の児玉主事に能登の地酒説明のサポートをいただきました。
能登初桜+天狗舞のストーリーは本当に感動します。
首相表敬訪問に際しては福井県未来戦略課の方々にお世話になりました。
本当にありがとうございました。
まだまだ開湯140周年のイベントが続きます。
女将たちはもうすでに、翌29日に清風荘で行われる枕投げ選手権に気持ちを切替えています。
お疲れ様でした!
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