松木あわら市長と語る会      H16.11.16



 平成16年11月16日(火)、芦原温泉旅館会館1階会議室に於いて松木あわら市長と
語る会が行われました。
 女将は15名の参加。
 市長と市担当者2名をお迎えして10時30分から12時30分までの2時間じっくりとお話
を聞いていただきました。


 まず松木市長にご挨拶を頂き、現在のあわら市の現状をご説明
いただきました。(抜粋)

 合併から8ヶ月が経過。
 あわら市も異常気象に見舞われ、10月20日の台風23号では
400名が避難し、被害も報告されている。
 しかし、あわら市の開催する行事は天候に恵まれ大成功を納めて
いる。
 市政計画については、新市の建設計画に基づいて進めているが、詳細設計のみでインフラ
面は手つかずの状態である。
 道路に関しては金津〜三国線を3年計画で整備、旧町の市街地と市街地を結び、その道沿
いに公共施設を貼り付けていく予定である。
 総合振興計画の策定では市民の参画をお願いしているので女将も参加して欲しい。

 不当表示問題については、観光は大きな柱であると認識、さらに大きな柱にしていくつもりで
ある。
 そのためにこのイメージダウンを払拭していく。
 今は公開していく時代である。積極的に開示して、理解して頂いて利用してもらうようにして
欲しい。
 今後の芦原温泉のPRについては、市と旅館組合でタイアップしていきたい。

とのお話しでした。


 女将からの要望は次の通り。(抜粋)

 温泉街について
 有楽荘跡地の利用を考えて欲しい。
 足湯などを作る予定はないのか。
 (昔の芦の原っぱの温泉のイメージも大切に)
 創作の森とタイアップして、作家の方に土日に温泉街でギャラリー
をしてもらいたい。
 セントピア広場を家族が楽しめる公園化を希望。

 女将ギャラリー「湯の花こみち」
 湯めぐりが好評だった。
 お金のかからない方法を考え、2月より女将ギャラリー「湯の花こみち」を開催予定。
 季節感を感じて頂き、まずは19軒の旅館を知って頂くつもりで始めたい。
 ギャラリーは点を線で結ぶもの。
 演出方法としてベンチの設置やそこに創作の森の作家作品を展示したい。
 そのためのマップ作りを考えているので予算化を要望。

 JR芦原温泉駅
 女将達は北陸新幹線の陳情に行っているが、JR芦原温泉駅の改修はあるのか。
 エスカレーターの設置やバリアフリー化、談話室の充実などを。

 その他
 金津ICから温泉街への標示板を明確にして欲しい。温泉街の雰囲気が出るようなもの。
 今の状態では観光客に対して不親切すぎる。

 冬季の温泉街の融雪や除雪の徹底をしてほしい。(観光客にイメージが悪い)

 藤野厳九郎記念館の移築はないのか。

 コミュニティ(周遊)バスの運行の継続。


  以上のような要望が出ましたが、どの質問にも市長は私達の目を見てしっかり答えて
くださいました。

 最後に会長より、市長との懇談会を年間4回くらい定例化して欲しいと申し上げたときに
はさすがに苦笑いをしておられたような?
 芦原温泉女将の意気込みを感じていただけたでしょうか?
 お忙しい時間を私達のために割いていただきありがとうございました。

 お帰りの際には、玄関にて全員で市長をお見送りさせていただきました。
 (このようなシチュエーションは初めてかも・・・。)