女将の会研修旅行 能登・金沢 21.9.7〜8
一年間、一生懸命お仕事をした自分へのご褒美・・・今年も研修旅行に行って参りました。 今年の参加者は12名。うれしいことに去年より増えました。 女将の会には石川県出身の女将が3人(グランド、花の宿福寿、べにや)おります。 3人とも金沢近郊で能登にはあまり縁がないとのこと・・・。 その中の二人に幹事になってもらい、とっても楽しい研修旅行が実現しました。 しっかり仕事をして、10時に旅館会館に集合。 最初の目的地 キリンビアパーク北陸(キリンビール北陸工場)へ北陸自動車道をひた走ります。 ほどなく到着。玄関にて富川福井支社長と大石部長にお出迎えをいただきました。 わざわざ福井から先回り・・・ありがたいことです。 女将の会とキリンビールのお付き合いはとても長く、今年も女将たちがFBCラジオで、キリンビール のプレゼント企画にご協力させていただいております。 |
まず館内をご案内いただき、ビールの原料や工場の流れなどをご説明いただきました。 途中からは工場長も合流、ビールへの熱いこだわりを語っていただきました。 やはり美味しい白山の伏流水を使って、機械任せにしない細かい職人技でビールの味が決まると おっしゃていました。 ご案内の最後はお待ちかねの試飲です。 別部屋にて美味しいビールの注ぎ方を教えていただきました。 高い位置から泡で一杯になるように注ぎ、泡が少なくなくなるまでじっと待ち、それを3度繰り返す 3度注ぎ!ためになりました。お客様にご指南したいと思います。 時間オーバーで隣接する麒麟厨房で昼食です。 焼き肉ランチコースでお腹いっぱいです。 お昼からビールをいただいて、いい感じにバスが揺れるのでもう眼なんか開けてられません。 次の目的地、辻口博啓美術館・角偉三郎美術館まで熟睡です。 見学後、カフェにて美味しいケーキと飲み物を頂き、しばらく和倉の景色を満喫です。 |
4時ころ出発。 両サイド、サルビアの花が満開の珠洲道路に感激しながら、本日のお宿百楽荘には5時20分ころ 到着しました。 温かくお迎えいただき、崖の上に建つこの旅館のロケーションにまずうっとりです。 目の前に九十九湾が広がっています。 説明のあと客室へ・・・。その前に全員色浴衣を選ぶシステムらしく、みんな大騒ぎです。 「こんな色着たことない!」とか言いながら、かわいい帯までチョイスです。 沈む夕日を見ながらの展望風呂へ・・・こちらは温泉ではなく海洋深層水を温めたお湯だそうです。 気持ちよかったです。 |
夕食は地下5階、洞窟の先の乙姫荘。 古民家を2棟移築して改装したそうで、海の上に浮かんでいるような錯覚に陥りそうです。綺麗・・・。 眼下には、水中ライトに照らされた大小の魚たちが泳いでいるのが見えます。 お料理は能登の新鮮なお魚が次から次へと出てきます。炭火で焼くイカや和牛も絶品でした。 私たちの宴席には女将さんとそのお嬢さんがつきっきりでお世話をしてくださいました。 同業者ならではのお話を根ほり葉ほり伺ってしまいました。 本当にお人柄がお顔に出ているような優しい素敵な女将さんです。ありがとうございました。 |
夕食後は乙姫荘の反対側の洞窟風呂へ直行。 癒しの音楽が流れ、なんとも神秘的です。人の力だけで掘ったと伺い、これは芸術品?と思ってしま いました。 展望テラスの壺風呂もいい感じです。 夜は長く、あくまでも静かで本当にゆっくり語り合うことができました。 |
朝は8時に朝食。ここでも獲れたてのイカを使った美味しい朝ごはんでした。 9時からは九十九湾観光船に乗船です。 この観光船、湾内のいけすに連れて行って、餌やり、お魚にタッチをさせてくれます。 カボチャやトマトをおいしそうに食べる魚たち???それも乱舞しながら…。 不思議な光景でした。湾内のきれいな景色とおじいちゃん船長の独特のご案内。 とても面白かったです。 |
10時に出発。 一気に金沢市内まで移動し、ひがし茶屋街を散策しました。 1時半から昼食。場所は割烹たけし。 ここはべにや女将の弟さんのお店です。 ・・・驚。真っ黄色の割烹着でお出迎えです。 なんか変ってるなぁ・・・と思いながらも、その独創的な感覚のお料理はとても素敵な器に盛られ、 とても美味しかったです。 お部屋などの絵画は、お二人のご実家、粟津温泉のとやのお父様によるものらしく、素敵な設え になっていました。 そしてトイレには・・・思いっきり食いついてしまうものがありました・・・。大爆笑です。 これはお店のHPで理由がわかるので、ここでは書かないでおきます。 帰りの際も期待を裏切らず、奇抜な色の割烹着姿の板前さんたちがお見送りです。 ぜひぜひ金沢へ行かれる時は割烹たけしへどうぞ。 |
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