3月9日(火)グランディア芳泉に於いて、福井県坂井健康保険福祉センターの主催で福井の健康づくり 「食の応援団」事業研修会が開催されました。 女将、若女将も11名参加し、グランディア芳泉料理長提案の昼食メニューを試食しました。 芦原温泉旅館協同組合では、芦原温泉が県の「食の応援団事業」のモデル地区 に指定されたのを機に、 油を控え、野菜をたっぷり使いカロリーを抑えた「ヘルシーメニュー」を開発し、組合加盟の19軒で利用客 の希望に応じて提供しています。 宿泊客への通常の夕食は一食1200〜1500キロカロリーであるところ、ヘルシーメニューは和食、洋食 とも約半分の800キロカロリー以内としています。 いずれのコースも調理課程やソース、ドレッシングなどに使う油を極力抑える一方、野菜などを多用して 満足できる量を確保しています。 今回の昼食メニューは605カロリーに押さえたものですが、ボリューム的にも満足のいく内容でした。 |
筍や土筆、わらび、ふきのとうなど 春の食材を使用。 春の香りを感じるお料理でした。 「地産地消」 勝山水菜や大野の里芋も使われて いました。 お米はもちろん福井県産コシヒカリ です。 |
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こちらは夕食メニュー(昼食メニュー+1品) 720カロリー |
鍋やデザートに豆乳が使用してあったり、お刺身の1品が蒟蒻で あったりとヘルシーさを実感! ですがお腹は十分いっぱいです。 どのお料理も程良い味加減で皆さん感心しきりでした。 ここら辺がにくいですね、郷土料理である焼鯖寿司も絶品でした。 |
試食後はJTB中部国内旅行企画販売部 エース第一課長 鈴木孝文氏 による公演が行われました。 旅館という商品を販売する立場でのヘルシーメニューの位置づけを的確に 分析してくださいました。 やはり県外からのお客様は、福井県のイメージをどうしても越前ガニなど 海の幸に求めてしまい、なかなか主力商品になりえないとのこと。 しかし全国には「創建美膳」「美食壮健美」等というキーワードで商品化し ている例が多くあり、ご紹介してくださいました。 福井県は男女とも全国2位の長寿県です。(スゴイ!) コスト高などの問題も残っていますがぜひ行政の力をお借りして模索して いきたいと思います。 旅館業はお客様の食を預かる責任があります。 「健康」と「癒し」を求めてこられる方々にご納得いただけるお料理を提供 し続けていきたいと思っています。 |
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