小京都大野街並み散策と山中温泉お散歩号乗車 研修    H23.6.21



 今日は朝から暑くなるかも〜と感じる6月21日(火)、女将12人が研修に行って参りました。
 8時50分旅館会館出発。奥越大野市に向かいました。

 今回お世話役のグランディア芳泉の女将よりタイムスケジュールの説明。
 その後はバス中で、まだまだ懸案事項だった「オンパク」についていろいろ煮詰めていたら、気が
つくと大野市に入っていました。
 1時間強かかって、越前おおの結ステーションにて下車。
 大野出身の開花亭女将の案内で、朝市で有名な七間通りを散策。
 情緒ある石畳の店先には、まだ朝市のおばさんたちがいます。
 里芋やフキ、山椒の実などを販売していました。
 「花垣」で有名な南部酒造さんや伊藤順和堂さんで買い物しながら寺町通りへ。
 最後に六間通りの三浦屋さん(開花亭さんのご実家)の前を通りすぎて戻ってきました。

越前おおの結ステーション 結楽座 南部酒造場と朝市 寺町通り

 その後、料理茶屋「寿楽山」移動。
 11時過ぎから少し早めのお昼ご飯をいただきました。
 美しい庭園を見ながら、採れたての食材を活かしたお料理を堪能しました。
 綺麗なだけでなく、ガッツり煮こまれた煮物はインパクト大。持って帰りたいくらいのボリュームでした。
 設えも素敵でとても参考になりました。

 今回はどうしても勉強のために山中温泉のお散歩号に乗車したく12時40分頃に「寿楽山」を出発
しました。

寿楽山 地元の食材を活かして・・ 大野の油揚げの煮物・・驚 寿楽山の玄関にて


 永平寺町から国道364号線で竹田を通って山中温泉へ。
 冬は雪深く通行止めも多いというこの道は、さすが石川県との県境というような見事な渓谷が続き
ます。
 山中トンネルを抜けると・・石川県。

 バスターミナルにて13時55分発の山中温泉「お散歩号」に乗車です。
 途中で名物「娘娘饅頭」を買いに行ったりでギリギリセーフ。
 乗車は約40分間、山中温泉の名所、旧跡の各バス停をめぐります。

 このバスには「まち人ガイド」が乗車してくださいます。
 旅館の女将さんも乗車することもあると期待していたのですが、今日はよしのやさんの従業員さん
でした。
 いやいやとても説明は丁寧で満足しました。定期的に勉強会を開いていると伺えば納得です。
 ゆげ街道をメインにこおろぎ橋、あやとりはし、鶴仙峡と時間があれば一つ一つ観光していきたい
ところですが・・残念ながら降車は叶いません。
 実は「まち人ガイド」を勉強するのが目的だったからです。
 ですが、栢野の大杉だけは時間調整で10分停車。
 神社前にある茶店の草だんごが有名でしっかりお買い物です。

 バスセンターまで一周してバスを降り、手作りコロッケで有名な「肉のいづみや」さんへ直行。
 コロッケの大量買いに走り、夕飯のおかずはOK。
 山中温泉旅館組合にもご挨拶。
 息を切らしてバスセンターに来てくださった池田さん(涼風真世さん似)お世話になりました。

 旅館での仕事に間に合うように3時過ぎに山中温泉を出発しました。
 4時前にはあわら温泉に到着しました。(これからまた仕事・・orz)

山中温泉お散歩号 車窓から・・ゆげ街道 肉のいづみやにて大量購入! 栢野の大杉・・パワーを感じる

 「オンパク」の課題もバス内で決定。
 この研修を芦原温泉散策のヒントにしたいと思います。

 皆さん期待してください。期待はずれならないかな・・ならないように頑張ります。