あわら節分おばけ H24.2.4
半世紀ぶりの復活になりました。 以前から芦原温泉旅館協同組合青年部が温めていた企画です。 「節分おばけ」は、仮装して鬼を払う風習で、江戸時代から昭和初期に京都を中心に行われてきました。 かつては芦原温泉でも行われていたそうで、厄払いと温泉街の活性化を図るため、現代版にしてアレンジして 復活しました。 準備段階では女将の会は全面的に協力を惜しまないことを伝えていましたが、問題は親会の承諾・・。 はたして理事長を始めどのくらいの旅館のご主人たちが仮装してくれるのか? 不安はあるものの青年部ではいろいろ仮装道具を買い求めたそうです。 |
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当日は西宮神社の「開門神事福男選び」で今年の「一番福」になったあわら市出身の「福田」君も参加。 Facebookであわら市長が「福田君を呼んでイベントを・・」と夢を語ったら参加が実現してしまいました。 応援に、あわらおもてなしキャラクター「湯巡権三」や「へしこちゃん」などのゆるキャラたち。 天王区の獅子舞保存会(7名)は存続が危ぶまれているそうで、その伝承のため参加を快諾してくれました。 また音泉組(6名)も音楽演奏をお手伝いしてくれました。 |
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当日は4時に旅館会館に集合。仮装を始めました。 はたして何人のおばけが誕生するのか心配でしたが、組合員だけでなくその子供たちも大勢やってきて思い 思いに変身していきます。 その後、念入りにリハーサル。そして5時45分開始に向け、旅館組合から見た今年の恵方(北北西)美松旅館 に移動しました。 |
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大勢のお客様が集まっています。 おばけ女将の口上にに始まり、獅子舞披露、福男さんに豆を配ってもらい、鬼が登場したら宿泊されている方々に 豆をまいて退治していただきました。 バズーカ砲がなって終了。おばけ女将の一本締めでパフォーマンスが終了です。 |
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美松旅館の後は「獅子舞チーム」と「ゆるキャラチーム」の2つに分かれて、15軒の旅館を巡りました。 時間の関係で、最後のグランディア芳泉で再び合流。 待ちかねたお客様に最初から豆をぶつけられる荒っぽいお出迎えをされた上に、鬼が胴上げされてしまう盛り上がり だったとか・・。 |
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全てを終了して9時過ぎに旅館会館に戻って参りました。 理事長から労いの言葉をいただき、一本締め「よっしゃー」のかけ声で終了となりました。 |
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マスコミにも大きく報道して頂き、おばけ達も口々に「これはほんとに病みつき・・おもっしぇ〜」との感想。 人は元々変身願望があるようですね。バカ殿様、落ち武者、デビルマン、海老蔵・・本当に吹き出すキャラクターばかり でした。 来年も2月2日(土)に開催予定です。今年よりもっと盛り上がるように計画を練り直したいと思います。 そういえば・・うちの小さなお客様が言っておられました。 「お化けと鬼が一緒にバスに乗って帰っていったよ〜」と・・。 夢を与える?「あわら節分おばけ」来年もがんばります。 最後に青年部の皆さんお疲れ様でした。 画像を提供してくださった皆様、感謝いたします。 そして・・ご協力いただいた皆様本当にありがとうございました。 |