開湯120周年あわら温泉夏祭り パフォーマンスコンテスト H16.8.6
「ようこそ、あわら温泉へ!」 「ありがとう〜!」 会場が沸きかえるようなこの大歓声は一生忘れることができません・・・。 お陰様であわら温泉は開湯120周年を迎え、年間を通して様々なイベントが賑やかに 繰り広げられています。 その中で夏祭りはメインイベント!8月1日から9日まで趣向を凝らした催し物が開催され ました。 その記念すべき節目の年に私達女将も何か参加できないかと話し合いがもたれ、5日に 開催のパフォーマンスコンテストに参加してみようということになりました。 いろいろな意見もあったのですが、若手が中心になってあれよあれよという間に出し物が 決まってしまいました。 若い人の行動力に引きずられた感じでしょうか・・・。 チーム名「パワフル女将軍団」、曲は美空ひばりのお祭りマンボに決定! それからは日本舞踊の名取りでもある仁泉の女将が振り付けを寝ずに(?)考え、練習を 重ねました。 (画像はクリックで大きくなります。) |
太鼓に挙手をしたのは、グランディア芳泉、清風荘、みのや泰平閣の3人。 太鼓の先生でもある美濃屋の社長の手ほどきです。 「あかん!」厳しいゲキが飛び、腕から足まで筋肉痛に襲われました。 歌は女将の中でも選り抜きバラードの女王、まつや千千が担当。 ですが、さすがの女王もアップテンポのマンボでは声をつぶすほど難しかったとか。 あとの12人は3部構成の踊り。4人づつ若手、中堅、シルバー(?)チームの編成です。 綾竹 べにや、はいや、長谷川、グランド 手ぬぐい 開花亭、福寿、美松、白和荘 桶 はいや、米和、八木、みゆき スローテンポのところは名取り仁泉のソロの踊りとなりました。 8月5日本番当日! 5時半に旅館会館に集合し、最終調整。女将会々長のはいやさんがうれしい差し入れ。 「ファイト一発!」リポビタンDを全員が飲み干しました。 開始は7時。会場はあわら湯のまち駅前多目的広場です。エントリーbSすぐに出番です。 |
ダン、ダン、ダッダン・・・ みのや若女将の振り下ろす太鼓の音でスタートです。 他のみんなはお神輿を会場の中を通ってステージに運び上げます。 (通路が狭くてお神輿が頭にガンガン当たってました。) その後、若手4人が綾竹(房のついた棒)でかわいく踊ります。 このチームは間奏まで長く踊るので覚えるのに大変そうでした。(約2名苦労してました。) 次は中堅チームが手ぬぐいで慎ましくそして軽やかに・・・。 そしてシルバーチームの登場!桶を持って愛嬌いっぱいに登場です。 最前列のあわら市長を始め審査員の皆さんにアピール、アピール! 曲はスローテンポに変わって、名取り仁泉女将の登場です。色っぽ〜い、しなの作り方が やはり違います。。 そして最後に花を付けた編み笠を持って全員登場。曲のラストに裏返すとそこには・・・。 「祝 開湯あわら温泉120周年」 の文字が並びました。 |
ワァ〜。 会場の割れんばかりの拍手にみんなの気持ちは最高潮に達していました。 「スゴ〜い!」「手が震えてる」「こんなの初めて〜」 うわずった口調からみんな達成感や満足感でいっぱいなのが察せます。 旅館組合理事長からも労いの言葉を頂き、会場にて審査結果を待ちました。 いよいよ発表です。 参加は17組(よさこいなどを中心に280人)。 お陰様で3位に入賞する事ができました。賞金5万円です。 皆さんに褒めていただきました。協力いただいた皆さんのお陰です。 みんなでこの結果に大喜びしたのですが、賞金については7月18日に襲った福井豪雨の 義援金にさせていただきました。 暑かった夏も終わり、台風がやってきた日、ようやく打ち上げをすることができました。 楽しかったですね〜。(女将はやっぱりエンターティナー!きよ美ママ最高!) どの女将もあの日のことを思い出し、本当に参加して良かったと語り合いました。 一つのことをやり遂げるということをしばらく忘れていた私達にとって、開湯130年に向かっ ての素晴らしい足がかりになったような気がします。 またこれからあわら温泉のためにがんばっていきたいと思います。 大宴会の最後にはもちろん お祭りマンボ!「ようこそ!あわら温泉へ!」 |