以前よりお話を頂いていた網元おかみの会との意見交換のために、5月23日三国漁連会館へ女将3人
が伺いました。
網元おかみの会では、3年前の結成以来、三国港底引き網漁の主力である「甘エビ」の知名度を上げる
ために、いろいろなところでPR活動をしてこられました。
「かに」同様のブランド化を目指すべく、芦原温泉でももっと「甘エビ」を召し上がって頂けないかと相談を
受けました。
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網元おかみの会のメンバーは11名。
そのうち7名が来てくださいました。
春香丸 板本会長
田井丸 藤島さん
共栄丸 五島さん
長栄丸 平野さん
天城丸 ふな木さん
千歳丸 吉岡さん
栄吉丸 浜出さん
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福井県農林水産部水産課水産業改良普及員室の鈴木主任も同席下さり、活発な意見交換をさせて
頂きました。
・「甘エビ」は漁期が長く(4月〜11月)、漁獲量も多いのに、福井県におけるイメージがうすい。
・どうしても「かに」に負けてしまう。
・「甘エビ」の効能を知ってもらい、美容、健康、ヘルシーといったイメージを定着させたい。
・芦原温泉へお越しになるお客様は、旬でその土地の美味しいものを求めている。
・お客様を呼び込むお料理を提案していくことが大切。
・また広く提供していくには、コスト面での課題も残っている。
・漁業は県のサポートが遅れている。中でも漁への関心は高いが、丘の上での販売促進は行き届いて
いない。
といった意見が出ました。
網元おかみの会では「甘エビクッキング」というお料理レシピ集を作成し、普及に努めています。
私たちは6月に「甘エビ」料理を教えて頂けるようお願いしました。
から揚げや生春巻き、甘エビご飯やみそ汁など7種類にも及びそうです。
私たちは単純にとても楽しみなのですが、ぜひ「甘エビ」のブランド化につなげられるように努力する
つもりです。
網元おかみの会では定例で毎週火曜日に集まり、今後の展開方向を模索中とのこと。
見習うべきですね。
芦原温泉女将の会も平成18年度より会員を3部会に分け、フットワークを軽くして活動の予定です。
地元でのイベントにも積極的に参加していくつもりですのでよろしくお願いします。
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