「越前・加賀の広域観光を考える」シンポジウム    H26.5.11


 北陸新幹線金沢開業まで約1年。
 5月11日(日)午後1時より加賀商工会議所2階大ホールにおいて加賀商工会議所主催の「越前・加賀の広域観光を
考える」シンポジウムが開催されました。
 レディカガには負けられないとあわら温泉女将の会からは5名の女将が参加してまいりました。
 (レディカガさん・・いませんでしたけど・・)

 

 加賀市長、あわら市長のご挨拶のあと、造園家・ランドスケープアーキテクトの涌井史郎氏が登壇され、「首都圏から
見た北陸の魅力」と題して基調講演が行われました。

 産業革命の時代は利益つながりの時代でしたが、これからは地域つながりの時代へ「環境革命」
 社会資本は、豊かさを求める自然資本の時代になる。
 町づくりではなく「町残し」
 地域が輝いているところをみる「観光」とは、ライフスタイルや自分らしく生きる姿をみてもらうこと。
 呼び込む時代ではない。
 それらを含めて福井では「幸福」「健康」「環境」を売りにできるとのお話でした。

 その後、表 正人氏 (石川県観光戦略推進部次長)、川村 聡氏 (JR西日本金沢支社営業課長)、前田健二氏
(あわら市観光協会長)、岸 省三氏 (加賀商工会議所副会頭)をパネラーに迎えて、「広域観光をどう進める」に
ついてのシンポジウムが行われました。
 コメンテーターは基調講演をされた涌井 史郎氏、コーディネーターは小中出 佳津良氏(加賀商工会議所都市交流
委員長)が務められました。

 越前加賀それぞれの持つ良い点を話し合い、福井はもっと自信をもって本物(恐竜博 永平寺 一乗谷 東尋坊)
などを売り込むとよいと感じました。

 冒頭のあわら市長の挨拶にあった五里の圏内に粟津、山代、山中、片山津、芦原の5つの温泉があるという
「五里五湯」の時代の再来に期待し、北陸新幹線金沢以西の早期延伸を加賀と一体となって働きかけ、首都圏の
誘客を行いたいと思います。
 また「今日も来てますがあわら温泉女将の会など各種団体がそれぞれ活発に活動しています」とふれていただ
いたこと・・とてもありがたいことだと思いました。

 これからも「広域観光」に関心を向けて活動して参りたいと思います。

                                 (今回のリポートはべにや女将でした)