昨年10月に女将の会のロゴマークを作ろうという話が持ち上がりました。
あわら市商工会の市街地賑わい創出事業助成金やあわら市の協力のもと、あわら市出身で
大阪で活躍中のイラストレーター中本優さんに依頼。
とても素敵なロゴマークが出来上がりました。
「女」という文字をピックアップして考え、
紫のパーツは月のフォルム、女性らしく凛としたイメージ
緑のパーツは伸びやかで豊かなイメージ
黄のパーツは穏やかで調和のイメージ
また色形が違う交互に重なるパーツはそれぞれの特徴を大切にしながら力を合わせより強力にと、
それぞれのパーツに意味を与えて力強いロゴに仕上げてくださいました。
このロゴマークは今後、私たちが関わりあう様々な商品に取り入れる予定です。
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今年春になり、毎年着用していた揃いの緑の浴衣が綿素材のためサイズが合わなくなったという
話が出てきました。
また市販の浴衣を・・という話も出たのですが、あわら市とご縁のある福井出身京都在住の染色家
玉村咏先生がデザインをしてくださるというお話をいただけました。
とてもありがたいお話で、デザインも染色もすべて私たちのために手がけてくださいました。
「雪輪繋ぎに女将が跳ねる」
紋様にも意味を持たせ、「清涼爽姿」をテーマに配色していただきました。
納品に際し、浴衣とともに先生からの思いを込めた文言も添えてありました。
この浴衣の最初のお披露目は8月8日(金) 湯かけまつり 民踊の夕べでした。
当日はあいにくの雨模様、それでも7人の女将が参加。
雨水?も滴るいい女将?念を入れたお化粧は剥げ落ち・・びしょ濡れ、下着の線も見えそうな・・笑
最後まで踊りきったのはいい思い出です。
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かわって8月30日(土)の三国湊帯のまち流しは不安のないお天気。
踊り手や唄い手、笛や三味線約800名の参加です。
襟の手ぬぐいは仁愛短期大学生によるデザイン。
夕方6時に集合し、7人の女将に山口家のお嬢2人が援軍、青年部も
集まって「芦原温泉旅館組合連」お披露目です。
提灯や行灯が淡い光を放つ古民家の街並みを哀愁のある「三国節」を
踊りながら、えちぜん鉄道みくに駅を目指します。
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大勢の方が集まる駅前通りを踊り流すときには、3年目ですがやはり緊張は半端ありません
でした。
それでも最後の総踊りまで踊りきり、ゆく夏を惜しみました。
玉村先生の浴衣はさらさらと身体にまとわり、柔らかで本当によい着心地でした。
また来年まで出番はありませんが、女将の「勝負着物」大切にしたいと思います。
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