女将の会研修旅行 宮城・山形方面  R6.9.24~26


 3月16日に北陸新幹線金沢ー敦賀間開業を忙しく迎え、暑い夏を乗り越えてもまだ暑さが残る中研修旅行
に行って参りました。
 10月からデスティネーションキャンペーンを迎えるとまたまた出番が増えそうで、その中を縫ってのスイッチ
オフです。
 やはり大宮駅から東北方面へのアクセスが劇的に便利になったことが大きく、研修地に決定しました。
 開業後に関東方面のお客様にたくさんお越しいただいていることを体感せねば・・。

 8時半に芦原温泉駅集合。
 8:41発の北陸新幹線かがやき506号に乗車。大宮駅で東北新幹線はやぶさ21号に乗り換えです。
 12:21に仙台駅に到着。初めての杜の都は緑が多く、とても美しいところでした。 
  
       

 これから3日間、貸し切りバスでの移動なのでとても楽ちんです。
 街並みを抜け青葉城址に向かいます。道沿いの両サイドはすべて東北大学のキャンパスでとても落ち着いて
います。
 伊達政宗公の像を拝顔し、理想が宿る城跡から城下を望みました。
 車内でのバスガイドさんの「ずんだ推し」マジックに引っ掛かり、ずんだシェイク片手にバスに戻ります。

 そのあと、伊達家三藩主の霊屋 瑞鳳殿に移動、結構な階段を登って、御廟に手をあわせてきました。

 そこから一路、鎌先温泉 時音の宿 湯主一條に向かいました。
   
       

 こちらのお宿は、みのや泰平閣の若旦那の強力な推薦(全旅連での繋がり)で投宿することになりました。

 鎌先温泉は1429年開湯、600年と歴史が古く、一條家は20代続いています。
 木造本館や湯向い棟、土蔵が国登録有形文化財に指定されていて、昔から湯治場の旅籠として息づいている
佇まいです。
 お部屋は和洋室として改装され、各お部屋からは森の木々が望めます。

 16:00からは一條一平社長からお話を伺うことができました。ご夫婦ともに穏やかで優しいお人柄。
 ですが、お若いころから家庭内で大変ご苦労されていることから、旅館経営に関してはある意味達観しておられ
るように感じました。
 17:00からはお隣のお部屋で津軽三味線の生演奏。
 夕食は地元食材をふんだんに使った「森の晩餐」と称したお料理を堪能しました。お料理も器も素晴らしい。
 「9月のお誕生日は誰だっけ?」と会話したのをスタッフの方が聞き逃さず、つるや女将のためにバースディ
プレートをサプライズ!素晴らしいホスピタリティ。
 湯主一條がスタッフを大切にしてる理由がわかるような気がしました。
 夕食後には美の回廊個室料亭匠庵をご案内いただいたり、二次会をセッティングしてくださったり・・。
 夜遅くまで社長ご夫婦にお付き合いしていただきました。
   
       

 翌朝はあいにくの雨。
 小さいながらも森に抱かれたような湯舟の温泉に身を沈めるとその静寂は心を沈めてくれます。
 朝食の箱膳にはスタッフの心のこもった手書きのイラストが載っています。
 こちらも地元の食材がきれいに詰め込まれています。すべてが体によさそうで美味しい!
 名残惜しいですが出発の時刻です。
   
       

 社長ご夫婦とスタッフのお見送りも素敵です。絵になるなぁ・・

 蔵王の御釜に向かいます。予想外に気温が上がらず、だんだん荒天になってくる。
 一縷の望みをもって頂上に到着も横殴りの雨。
 湯主一條の女将さんが寒いだろうからとコート風の部屋着を貸してくださったのが大正解。
 これがなかったら凍え死しそうでした。

 何も見ることができず、次は山寺展望台へ向かいます。
 いずみやさんで昼食。芋煮定食をいただきました。小鉢も手作りで素朴で美味しい 
  
       

 そこから銀山温泉へ なんだか道の途中から混んできた。
 近年、絶対訪れたいノスタルジックな温泉街として大人気とは聞いていたけど、すごい人気のようです。
 温泉街まではシャトルバスで向かいます。
 あ~美しい・・ここだけ時が止まってる。川を挟んで両側をぐるりと散策。
 ちょっとここには温泉むすめ、銀山心雪ちゃんもいます。
 芦原小梅ちゃんを連れてくることができました。

 仙台市内に戻ります。宿泊はJALシティ仙台。
   
       

 早めに準備して仙台駅前を散策。
 私はガンダムベースも寄ってみました。
 各自お土産を物色してから夕食場所に集合。仙台と言えば牛タン「伊達の牛タン本舗本店」で舌鼓。
 本場で食べるって贅沢ですよね。堪能しました。

 2次会はカラオケ行く人帰る人さまざま。
 ただ・・つるや女将のカラオケの選曲がおかしい?
 「めでためでた~のわかまつさま~よ~」」と始めた時には爆笑ものでした。
 「花笠音頭」で大笑いの仙台の夜が更けていく。

 翌日は晴れてくれました。
 石巻市に移動して、震災まなびのガイド(語り部)案内による石巻被災地を視察しました。
 遺構には心を締め付けられるようでしたし、まだまだ復興しているとは言えないところも目の当たりにしました。
 みやぎ東日本大震災津波伝承館でのお話は日頃から備える大切さを大いに学びました。
 決して大げさではない語り部さんの言葉がとても心に響きます。
 
       

 そこからは最後の訪問地、日本三景松島に向かいました。暑いくらいです。
 たいかん亭の和食レストラン「五郎八」にて昼食。今度は牡蠣フライや牡蠣鍋のコース。
 牡蠣がでかい!ここでも名物を食べることができました。

 そのあとは瑞巌寺を見学。素晴らしいお寺です。寺内は撮影禁止。
 ここ松島は温泉むすめの先進地で松島名月ちゃんがいます。そのブースだけ撮影可能です。

       

 その後、松島の美しい景色をゆっくりと愛でました。
 が、私と夕香女将は観光協会へまっしぐら。
 様々な名月ちゃんが展開されていて、割烹着、被り物、ブルーインパルスなどなど。
 中の人はお出かけ中でしたが親切にご対応していただいて、小梅ちゃんを奉納して参りました。
 松島のお酒も買わないと・・見学の時間足らない~  
      
       

 今回ジャパン交通の貸し切りバスを利用しましたが、若くて素敵な運転手さん、ガイドさんは持ち上げては落とす
Sキャラで笑わせてくださり3日間とても楽しく過ごせました。

 仙台駅に戻って、笹かまぼこ買って、新幹線はやぶさに飛び乗り、大宮駅と富山駅にて乗り換え、北陸新幹線
にて芦原温泉駅に戻って参りました。   
 一本締めにて・・「また明日から頑張ろう!」で解散です~また来年も行くぞ!笑
 幹事の灰屋、みのや泰平閣両若女将お疲れさまでした。